超基本的なLinuxコマンド
基本的にはWindowsを触ってきた人なので、Linuxの知識はありません。素人の認識ですが小難しいことは考えずに、調べたり、試したりして何とか意図した操作はできました。超基本的なコマンドですが、使ってみたコマンドは以下です。
su –
スーパーユーザー(管理者権限)でサーバーにログインする時に使います。使い方の例としては単純に以下のコマンドを打つだけです。[su]と[-]の間には空白が必要です。
その後パスワードを求められますので。管理者のパスワードを入力します。基本的にパスワードは表示されません。
cd
作業しているディレクトリを移動する時に使います。念のための説明ですが、ディレクトリという表現に馴染みが無い人は、Windowsでいうところのフォルダと理解してください。使い方の例としては以下です。
例えば[src]というディレクトリに移動したい場合は、以下のように打ちます。
なお、ディレクトリを指定せずに[cd]と実行するとホームディレクトリに移動します。
ls -l
作業中のディレクトリにある、ファイルやディレクトリの一覧を表示します。使い方の例としては単純に以下のコマンドを打つだけです。[ls]と[-l]の間には空白が必要です。
全てのファイルやディレクトリを一覧表示したい場合は、以下のコマンドを打ちます。
vi
[vi]エディタを起動する時に使います。[vi]で開くと編集可能モードで開きます。
:q
[vi]コマンドを終了する時に使います。使い方の例としては単純に、以下のコマンドを打つだけです。ファイルは保存されません。
[!]を付けて[:q!]とすれば、編集を保存せずに強制終了します。viエディタを使っていてよくわからない状態になった場合は、[Esc]キーを2~3回打って[:q]を実行すればOKです。
なお、もしファイルを保存して終了したい場合は以下のコマンドを使います。
exit
ログアウトする時やプロセスを終了する時に使います。使い方の例としては単純に、以下のコマンドを打つだけです。
rm
ファイルやディレクトリを削除する時に使います。使い方と例は以下です。
例えば[temp]というディレクトリを削除したい場合は、以下のように打ちます。
手順例(ファイルの削除)
[.temp]というファイルを削除することを例に、一連の流れを以下に記します。
- [su -]でスパーユーザーとしてログイン
- パスワード[hogepassword]を入力。あくまでもパスワードの例です。
- [cd /home]でhomeディレクトリへ移動
- [ls -l]でファイルとディレクトリを確認
- 一覧に[.temp]ファイルがあることを確認。
- もし一覧に表示されなければ、[ls -al]で全てのファイルとディレクトリを閲覧
- [view .temp]で[.temp]ファイルを閲覧し、対象ファイルであることを確認
- [rm .temp]で[.temp]ファイルを削除
- [exit]コマンドでログアウト
6日間で楽しく学ぶLinuxコマンドライン入門
ちなみに、書籍も軽く読んでみました。コレは練習問題もあり、初心者向けで分かりやすかったです。ただし、基礎の基礎なので、実務に利用するにはもう少し勉強する必要がありますね。